「歌を支える伴奏って何でしょう?」
きっと、答えは1つじゃないはず。
それに、技術的な面、気持ちの面もあるしね。
歌を支える伴奏に必要な要素の1つは、等速感じゃないでしょうか?
音楽を奏でるのに、テンポ(ビート感・等速)は非常に大切だと考えています。
スポーツ競技では、ストップウォッチを使い、タイムを記録することで課題が見つかったり、成果を感じる競技もあります。
メトロノームは、それとは用途は違うけど「課題が見つかったり、成果を感じる」という点では同じ。
合唱の伴奏指導する時「合わせ練習で気になっている事はある?」という問いかけに、
「歌・指揮者が速くなる(遅くなる)」
と答えが返ってくる事があります。
等速感がある伴奏者は、こうした事に気付きます。
「指揮者に相談したら?」
「間奏の所で、元のテンポに戻そうか?」
色々、対処法を考えます。
レッスンで「メトロノーム(付属の音源)を使う」を100回くらい言われ続けている生徒がいます。
「言われ続けている」という事は・・・そういうことです。
まだ、等速感が付いていません。
この生徒の次の時間に来る生徒は、今年、合唱の伴奏をしました。
次の生徒に問いかけました。
「同じ速さで弾けない人・同じ速さがわからない人って、伴奏って出来るの?」
「無理っすね」
即答。
きっと、今年、伴奏をした生徒に問いかけたら、みんな同じ答えを言うはず。
合唱も連弾も、アンサンブルでもあります。
メトロノームが大事って頭ではわかっているんだけど・・・
分かっているんだったら行動するしかないです。
「分かっているに行動しない事」が習慣化してしまっているのです。
アプリが入っていないと出来ないこともあるでしょう。
「等速感」は、アプリのようなもの。
LINEのアプリが入ってないのに「LINEのやり方教えて」って言われてもね・・・
等速感というアプリは楽器を演奏するのものに必須です。
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