こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
今月5日に、発表会を予定している同会場で、リハーサルを行いました。
今回は市から出された制限でホールを使用していいのは「市民限定」となりました。
もちろん、教室に通っているのは、市内在住の生徒だけではありません。
これは、高校でいえば「教室で練習していた練習を、広い体育館でやろう」となった時、突然「体育館には市内の生徒だけ入っていい」と言われたようなものです。
こう言われたら、どんな感情になるか、お察し下さい。
市内・市外みなさんにお聞きして、リハーサルの日を延長しましたが、制限も延長され、結果、市内在住の生徒だけの参加となりました。
だから、今年は、参加したくても参加出来ない生徒もいました。
いつもと違うリハーサル。
ひょっとした、発表会も中止になって、リハーサルで終わりになっちゃうかも。
「だから、リハーサルが最後になると思ってやれる事をやりましょう」って伝えてきました。
でもね、ステージ横から見ていると、まずはリハーサルに向けて取り組んできた生徒と、そうではない生徒がくっきり分かれた感がありました。
弾けた・弾けないに関わらず、音に活気がない。
ただ、音が鳴っているだけ「とりあえず弾きました」的な感じ。
音は正直です。
私は、ほぼステージにいたので、保護者の方と話せたのは数人ですが、保護者の表情は遠くてもわかるんです。
「発表会も、中止になるかもしれない」
という雰囲気を保護者からも察しました。
中止になる位だったら、本気で取り組めば、その分、喪失感も大きい。
私は、主催者だから、前向きな事を語っていますが、保護者の立場になれば、喪失感を少なくするのは?という問いかけをすると思います。
でも子供は、その思いを察知します、影響力は大です。
学校の行事、地域のイベントが中止・縮小・延期を目の当たりにすれば「希望は持たない方がいいな」と思うのも当然。それでも、今やるべき事に意識を向けて、取り組んだ方が広い意味で幸福度は高いと思います。
自慢じゃないけど、私は空気を読む察知力が半端ないので、リハーサルを終えて帰りの車、家に着いてからも、布団に入ってからも、なんなら、夜中に目が覚めてからも、この先の見えない状況の中、人の「気持ち」について考えていました。
きっと「中止になるかもしれない」心理状態では、練習もどこか上の空でしょうし。
ずっと、考えていたせいでしょうか?
みなさんに、メッセージを送った通り、朝のドライヤーをかけている時、中止にならない選択が見つかりました。
「灯台もと暗し」でした。
だから今回のリハーサルは体力はもちろん・今年は違う意味で精神力も半端なく疲れました。
3日目の今日の朝までは、起きるのもきつかったです。
どうにか、ブログを書けるくらいになりました。
きっと、私の気持ちが「どうせリハーサルをやっても・・・」って働いていたら、中止にならない選択は降りてこなかったはず。
みなさんに、新たな提案を送信後、お一人の保護者から「実は私も同じ事を思いついていて、今日にでも、先生にご相談しようと思っていました」というメッセージもいただきました。
きっと、この方も「みんなが参加出来る発表会」というアンテナを立ててくれていたのだと思います。
色んな意味で疲れたリハーサルでしたが、今回の件でも、多くを学び、経験しました。
バタバタしていて、一部しか、写真が撮れませんでしたが・・・
まだまだ、本番まで日はあります。
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