なりたい職業・将来の夢には、その人の価値観があったりする
こんばんは!!喜多方市塩川町で、
ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
珍しく文章を書きたい気分なので、
今日は長々と書きます。
ちょっと前に将来の事について
生徒と世間話をしました。
「行きたい大学」を先に聞いたか、
「なりたい職業」を先に聞いたか、
定かではないのですが、
なりたい職業が変わっていました。
そして、引っかかる事を言いました。
「とにかく親から遠くに離れたい」
理由を聞けば、
「なりたい職業を反対されたから」
だそうです。
わかりやすく何かに例えるのなら、
子)将来はお笑い芸人になる。
親)もっと現実的な職業にしなさい。
みたいな会話があったという事です。
どちらの気持ちもわかります。
親御さんの気持ちを考えれば、
お気持ちはわかるけど、
頭越しに反対せず、
是非とも、興味津々で話してみてください。
例えば・・・
親)お笑い芸人になりたいと思ったきっかけは?
子)お笑いで人生が変わった人の話を聞いて
親)どんな話だったか、もっと聞かせて!
子)引きこもりだった人がお腹から笑った事で、
社会復帰出るようになったんだって、
・・・的に、続ける。
例えば・・・(2パターン目)
親)お笑い芸人になんでなりたいの?
子)お笑いだけじゃなく司会とか、
文章を書いたり、マルチで活躍できるから、
親)マルチな人の共通点ってある?
子)頭の回転が速くて言葉を知っている。
親)たくさんの言葉を知るには?
子)本を読む。
親)あれ、読んでないじゃん。
子)・・・だね。
・・・的に続ける。
ニコニコしながら聞いていくんです。
矛盾な所があったら、意地悪じゃなく、
素朴な疑問として聞いても良いと思います。
この会話には大切な宝物が潜んでいて、
最初のパターンだったら、
「人に喜んでもらえる・幸せになる事」
という価値観がその子にはあるかもしれません。
この引き出しは方法は、
心理学の「コーチング」で学びました。
「価値観」ってすごく大事で、
大学、職業とか選ぶ時に重要になっていきます。
こうした会話をしていく事で、
その人のなかにある価値観を
引き出したり、気付けたりします。
一番残念なのは、
「どうせ、親に言っても」
という先入観を植え付けない事。
私は、その子にこう言いました。
(ちなみに夢はお笑い芸人ではないですが)
「何の不自由なく育ってきたあなたが、
1日1食みたいな生活は出来ないと思う。
今は副業も認められているし、
国も、その方がありがたいからこの傾向は進むはず。
副業でやりたいものをやるという考えもある。
軌道に乗ったらそっちを本業にするという感がもあるから、
その夢をあきらめる事はないと思う。
でも、反抗の気持ちだけで将来を選択するのは、
その道でがんばっている人達にも失礼でしょ」
子供さんの夢が、共感できない職業だとしても
否定せず、価値観を引き出してみてくださいね。
・ぴありな音楽教室では体験レッスン を行っています。
※休止中、3月以降で予約を受け付けています。
ぴありな音楽教室に興味のある方は、お問い合わせくださいね。
喜多方市広域・湯川村・会津若松市・西会津町より、通ってきてくださっています。
ID検索はこちら→ @841zigyk