新型肺炎と、3.11と、ぴありな通信
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
新型肺炎で、なんとなく、みんな気持ちが、暗い雲がかかっているような気がします。
もちろん、私の気持ちも、快晴ではありません。
でも、今回、不思議と、冷静な自分がいます。
楽観的でも、
無関心でも、
冷やかでも、
ありません。冷静なのです(冷静とは、落ち着いていて、その場の感情に走らないこと)
3・11を経験した事は、大きいと思います。
あの時、夜も寝られない位、私を苦しめたのは「情報」と「価値観」でした。
たくさんの情報が流れました。
今回も、音楽教室の対応など、多くの教室が発信してくれました。
少しだけ、参考にさせていただきました。
ほんの少しだけです。
あまり、色々と情報を入れるのは、私の場合は、良くないと思いました。
TVのネガティブな画像付きの情報も、最低限にしました。
新聞と、ラジオがあれば十分だと思うので・・・
だから「世の中のトイレットペーパーがとんでもないことになっている」事に気付きませんでした。
その時、我が家のトイレットぺーパーは残り3ロール。
「家でのトイレ禁止にする?」
「オイルショックの時は、新聞紙を使った」
と、さほど、緊迫感もなく、ジョーダンだかわかんない会話を、家族としていました。
結局、普通にトイレットペーパーは購入できましたが、この件も、冷静でした。
(新聞紙という選択がなくなり、ちょっと安堵したけど 笑)
3・11の時は、お店には、今回と比べ物にならない位、物はなかったですからね。
正しい情報、誤った情報、どれを取捨選択するかは、自分次第だと3・11の時に学びました。
突然、学校が長期休みに入る事が決定した、先週の月曜日。
小学1年生の生徒が、レッスン室に入って開口一番に、
「せんせい、やすまないでください」
って言いました。
この生徒さんは、次の週、回数調整で休む予定だったので、その事かと思いました。
お母さんが教えてくれました。
「大好きな学校がお休みになるって、この子、泣いたんですよ」って・・・
「レッスンは、休まないでやるよ」って、伝えました。
レッスンは、通常通りといっても、中には、不安・心配な方もいるかもしれません。
3月にお渡しした「ぴありな通信 VOL109」には、不安・心配な方が、堂々とお休み出来るように、配慮しました。
3・11の福島は、
「大丈夫」派と
「心配」派に分かれました。
「大丈夫」派は「心配」派に対し、考えすぎ、そこまでもしなくても…という意見をしました。
「心配」派は、まるで、不安でいる事が悪いかのように、遠慮しているようでした。
色々な、考え・価値観があり、お互いを尊重出来れば良いのにね。
さて、明日は、3月11日です。
明日は、少し、出掛けて、いつものレッスンをします。
いつもの日常が出来るって、ありがたいです。