◆自分で考え行動出来る
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
先週末のレッスン。
レッスン時間になっても、生徒が来ません。
窓の外を見ても、姿も見えず、生徒さんの自宅に電話をすると、
「まだ、学校から帰ってきてないみたいです」
たまたま、早帰りだった、お姉ちゃんが電話に出て、教えてくれました。
「帰ってきたら、車にだけ気を付けて、すぐ来るように伝えてね」
と、電話を切ったものの、もう半分近く、レッスン時間が過ぎています。
(ソワソワ、ソワソワ)
その時、レッスン室のドアが勢いよく、開きました。
雪がちらつくなか、真っ赤な顔して、ランドセルを背負って…学校から真っ直ぐ、レッスンに来てくれたのでした。
いつもより、遅くなってしまった、下校時間。
きっと、学校では何度も時計を見ながら「このままだと、レッスンに間に合わない」と、気をもめたはず。
そんな中「(レッスンバッグはないけど)お家に戻るより、真っ直ぐ、ピアノのレッスンに向かった方が良い」と、判断したのでしょう。
思わず、私の口から出た言葉
「良く来たね、この判断を出せたあなたは、本当に素晴らしいと思う」
(予期せぬ事が起きた時、どう行動するか、判断できる事って、人として、生きていく上で、大切な事だと思うのです)
唯一、卒業式で伴奏する楽譜だけは、ランドセルに入っていたようで、この日のレッスンは、伴奏のみのレッスンになりました。
「きっと、今、急いで来たから、まだ、ドキドキしている状態だと思うし(手をギュッと握り)ほらね、手もこんなに冷たいでしょ、こんな最悪な状態で、伴奏が弾けたら、本番の卒業式でも大丈夫」
と、声をかけて、弾き始めた彼女の演奏は、前回よりも良くなっていました。
弾いている途中、次の生徒さん・お母さまが入ってこられました。
彼女のピアノの演奏に感動して下さって、演奏が終わると、拍手してくれました。
2,3アドバイスして終わり、もう、どんな状況でも大丈夫って、確信が持てたはず。
「ここに来る時は、きっと、急いで来ただろうから、帰りは、ゆっくり帰りなさい、自信持って、弾いてね」
なんて、送り出したけど、
(・・・あっ、卒業式は、その次の週だ)
後から、卒業式の日にちを、1週間間違えていた事に気づきました。
正しい、判断が出来ないのは、私の方でした・・・
年少・年中さんを対象にした、新しい教室のコースプレ・ピアノコース が出来ました。
ぴありな音楽教室では、現在、体験レッスン を行っています。
ぴありな音楽教室に興味のある方は、お問い合わせくださいね。
お目にかかる日を楽しみにしています。