曲には何の罪もないんだけど「ロシア」という言葉を見ると、ドキッとするのは私だけではないと思います。
タイトルがそのまんま「ロシアのダンス」という曲を弾いている生徒がいます。
弾く前に言いました。
「戦争しているのに、踊っている場合じゃないじゃん」
もちろん、深刻な感じで言ってはいないのだけど、なんて答えるか考えてしまいました。
「ほら"ロシア民謡″って書いてあるから、今の事じゃなくって、昔の曲だよ」
って言った後に(いやいや、昔から争いごとはあったよな)なんて、思ってしまって・・・付け加えました。
「偉い人がはじめた戦争だけど、本当はみんな、仲良くしたいんだよ」
「そうだね」
私が小学生の頃、何年生だったか覚えてはいないんだけど
「戦争は終わっていて、今は戦争をしている国はないと思う人」
って、先生に問われて、手をあげたのは覚えている。
今思えば、あの時も、どこかの国であったんでしょうね。
音楽には罪はない。
ロシアの大作曲家、チャイコフスキーの名が入った、世界3大音楽コンクールの一つ「チャイコフスキー国際コンクール」が除名されたのだけど、チャイコフスキーはどう思っているのだろう。
きっと「巻き添えはゴメン、いい迷惑」と持っていると思う。
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