今年は、演奏者とご家族のみ入場可、指定席になっています。
座席数も例年より、グッと少なくしました。
いつもは、開演前に集合写真を撮影しますが、これは省きました。
ただ終演後「開催出来るか?」「開催して良いのか?」という中、無事に終える事が出来た時、
このメンバーでの写真は撮りたかった・・・という気持ちは残りました。
このメンバーでの写真は撮りたかった・・・という気持ちは残りました。
開演。
今年も4部構成。
1部と4部は通常プログラム「ソロ・連弾・エレクトーンとのアンサンブル」
2部は「映画音楽特集」
「今年の発表会は映画音楽にしよう!!」と思ったいきさつは、2部冒頭にお話ししましたが、ホント、映画音楽は素晴らしい楽曲が多くて、正直今回の尺では物足りません!!来年も映画音楽特集にするかもしれません。
演奏曲は「♪エデンの東」なんと1955年の映画(もちろん生まれていない)
今年の親子連弾は3組ありました。
こちらの連弾は、映画「♪オズの魔法使いより オーバー・ザ・レインボー」は1939年。
名曲は、時がたっても名曲。
選んだ絵本は「わすれられないおくりもの」
絵本を12の場面に分けて、その場面に合うピアノ曲を選曲し、下は年中さんから、上は小学5年生まで演奏しました。
客席からは、ピアノ奥の朗読の姿は見えなかったと思います。
朗読は高校生の生徒が担当してくれました。
4部は「♪Official髭男dism プリテンダー」のアンサンブルからスタートしました。
プログラムが全て終えた後、鈴木が、エルガー作曲 ニムロッド(「エニグマ変奏曲」より第9変奏を演奏しました。
すでにソロ演奏を2部で行っていましたが、これはコロナ禍の中、開催出来た事へ感謝、お礼を込めてあいさつとしての意味で弾きました。
さて、トリは、高校三年生。
束贈呈後に、私から二人にメッセージを読んで、その後、それぞれがマイクを持って語るんだけど、一人が号泣するもんで、最後まで言えなくなる場面が何度がありました。
その度に、ステージ袖に引っ込んだ私の顔を何度も見るんです。
(これ以上、話すのはムリ)
「こんな時期だから、しんみり~終わるより、楽しく終わりたいな」って選曲、なんなら会場の人もやろうか・・・とか話していて、フリの練習とかしていました。
でも、直前に、こんな大変な時期に会場のみんなと「Y・M・C・A」などど、フリだけとはいえ、不謹慎かな?って不安になりました。
保護者の一人も、会場のみんながやってくれるかね・・・って心配していました。
私は、ステージ袖にいたので、二人の後ろ姿しか見えなかったけど、演奏が始まってしばらくして、会場から手拍子が聞こえてきました。
想定外・・・うっ嬉しい。
そして、生徒が会場に向かって「Y・M・C・A」をやった瞬間、手拍子が止む。
「手拍子が止む」って事は、会場のみなさんもやってくれちゃったりして!?
発表会が終わって二人に聞きました。
「ねえ、会場のみなさんは一緒に“Y・M・C・A”をやってくれたの?」
「えっ、先生見てないの?手拍子とか、Y・M・C・Aとか、やってくれて、それ見たら、泣けてきました」
あのホール内にいて、知らないのは私だけか・・・
ノリのいいみんなが私は好き。
楽しかったですね。
今年はコロナ禍での開催、今までにない苦労、不安もたくさんありましたが、やって良かった、やれて良かった・・・と思います。