昨日、心理学の講義をZOOM受講した事を書きました。
「カウンセリング」の集中講義に参加していた時、講師の先生(以後、平本さん)の例え話が印象に残っています。
世に中を騒がせている話題でもあるのだけど、古い記憶なので、曖昧な所もあります。
平本さんが、どこかの宗教かなんかに勧誘されたそうです。
場所は、ファミレスのような場所。
心理学ではトップの方だから、仲間に入ってほしかったんでしょうね。
平本さんも、きっと「心理学」の観点から、勧誘の仕方に興味があったのかと思い、話を聞く場に行ったのかと。
話を聞いた後、
「そんな素晴らしい話は、みなさんにも聴いてもらいましょう」
平本さんは、立ち上がり大きな声で勧誘の中身を話し始めたそうです。
この話の部分のインパクトが強すぎて、この後は覚えていないのだけど、多分、勧誘の人は逃げちゃったかなんかだったと。
きっと、勧誘しようとした人にとって、その行為は、想定外の事で、パニックになってしまったのでしょうか。
私のレッスン室でも、生徒に想定外の事が起きました。
あっ、でも、こっちの話は、かわいい話です。
幼児の生徒さん、ちょっとした不注意で、想定していない事が起きました。
激しく泣き始めました。
その激しい泣き方に、正直ビックリしました。
でも、お母さんが「それはやめて」って言っているのを聞いて、お家でも外でも、度々あるのだと思いました。
「帰る」
「ピアノやらない」
キメっこしちゃいました。
お母さんは、
でも、
「帰る」
「ピアノやらない」
そして、その目が、私に向いた時、言いました。
「ピアノ、やらなくていいよ」
その瞬間、生徒がキョトンとしました。
泣き止んだのです。
生徒の中には、
「ピアノやろうよ」(おだてる)
「いつまで泣いてるの!」(叱る)
「泣かないで~」(お願い)
みたいな想定していたものが無意識にあったのかもしれないけど、先生が言ったのは、そのどれでもない、
「ピアノ、やらなくていいよ」
と、あっけなく普通に言われたので、ビックリしたのかもしれません。
「でも、レッスンの時間までは、ここにいます、それはルールです」
と付け加えて伝えましたが、泣く事はありませんでした。
この後は、テキストの中の書く所を一緒にやって、だんだんと、ご機嫌も直ったらしく、ピアノも弾いて帰りました。
想定外の事が起きると固まるかもしれないけど、もちろん、その反対もあり。
想定外の予測をして「この場合は」の準備しておけば大丈夫。
発表会も、毎回、たくさんの想定外の予測して準備しています。
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