アホらし~あんたたち、こんなにやれるんだったら、なぜ、もっと早くに取りかからない!!
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
昨日、レッスン室に入っての第一声。
「いつもと違う匂いがする」
「昨日、蚊がいて、やっつけられなかったら、蚊取り線香を付けたから」
「タバコかと思った」
私は、タバコは吸いませんよ~
この言葉を昨日、最初に来た子たち、長く一緒にいたからでしょうか?
ついつい油断していたのかもしれないけど、発表会の取り組みがダラダラしていました。
保護者のお一人は、ピアノの弾ける方ですが、
「今回は、お母さんは手助けしないでください、自分で乗り越えてもらいます」
とお願いし、お母さんの方も、賛同していただきました。
二人で弾く事に決めた連弾は進まない・・・
かといって、ソロが進んでいるわけでもない・・・
だから「今年は、ソロだけに専念しようか?」
一見、意地悪に思う言葉かもしれないけど、二人を思っての言葉。
でも、何度、声をかけても
「連弾はやる」
リハーサルの日が来ても、それまで、一度も合わせた事のない演奏。
ソロだけ弾いて終わるつもりが、
「やってみる」
ステージの上ではじめて、二人の演奏を聴く事となりました。
この頃から、魔法が解けたかのごとく変化しました、昨日の演奏、二人とも良かったですね。
ソロも、連弾も。
「アホらし~あんたたち、こんなにやれるんだったら、なぜ、もっと早くに取りかからない!!」
って言ったら、シュン・・・と落ち込み様子は微塵もなく、ケラケラ笑ってました。(今までの私がレッスンで叱っていたのはなんだったのか・・・)
プログラムコメントに一人の子が書いた言葉「いやされてください」。
次の生徒さんが、あなたたちの演奏を聴いて眠くなったそうです。
もちろん「退屈」という意味ではなく「いやされた」という事。
最高の褒め言葉。
そして、次の生徒さんに付き添われている保護者の方は、毎週、レッスンの終わりは見ていたわけで、曲の成長に驚かれていました。
こんな日が来ると、悩んでいた黒黒のオセロが白白白・・・に変わります。
曲が弾けて良かった以上に、なんか、人として成長した事が嬉しい。
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