こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
校内合唱コンクールの季節ですね。
ただ、私は、校内合唱コンクールに至ってはクールです。
きっと、それは、いっぱい嫌な事があったからです。
・学校のものにも関わらず、ピアノ教室の先生が教える事が前提という事に疑問があり。
・伴奏のオーディションとかいって、出来レースだった。
・伴奏の子は弾けて当たり前で、感謝もされない。
・伴奏はイヤといっているのに、やらなきゃいけなくなるような空気を作り押し付けられる。
・伴奏者が、どっちが選ばれるかが、勝ち負けになっている。
もう、うんざりでした。
でも「伴奏もいいもんだよ」と、音や振る舞いで教えてくれた生徒がいました。
今年の発表会で巣立った生徒です。
14年間、最後のレッスン。
伴奏が大好きな子でした。
他のクラスの伴奏も大好き。
私のレッスン室には、歴代の伴奏者が渡してくれた伴奏譜がありますが、そのファイルを借りてコピーし、自分の楽しみだけで弾いていたような生徒です。
家での練習前のウォーミングアップは「なんかの伴奏譜を弾く」そんな感じでした。
もちろん、伴奏者の心構えは忘れず、あくまでも内助の功に徹しました(見返りを求めずに努力できる才能が求められる行為)
「どうしたら、みんなにとって、歌いやすい伴奏になるか?」
常に考えながら弾いていたと思います。
地域の音楽祭で、彼女の伴奏を聴いた先生方から
「今まで、たくさんの伴奏者の演奏を聴いてきた曲だけど、あなたの演奏が一番、素晴らしい演奏だった」
と、何人かの先生から声を掛けられたそうです。
見てくれている、わかってくれる人がいたのだと嬉しく思いました。
アカデミー賞で言えば「助演男優・女優賞」間違いなしです!
最後のレッスンは、今までの発表会の曲の振り返りをしました。
彼女から受け取ったお手紙?作品を見たり。
発表会で花束贈呈の後に送るメッセージを家で練習している時から泣いてました。
ホント、みなさん申し訳ありません。
本番は、号泣でした。
「14年間習い続けてくれて、ありがとうございました。」とステージでは言いましたが、彼女のお姉さんにもピアノを教えていました。
さかのぼれば、彼女が生まれる前からの話。
だから、お父さん・お母さんに抱っこされてる時から知っていました。
最後の、私とのアンサンブル、鼻をすすりながら弾きました。
演奏の前に、もう1回、鼻をかむべきでした。
これが、心残りです。
本日、10月12日、お誕生日おめでとう!!18歳になりましたね♡
きっと、18歳という年は、たくさんの出会いと別れ、色んなスタートを経験すると思います。
実りある一年になりますように・・・じゃなく、なるはず!!
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