ピアノを弾きたい気持ちにしてくれたのは・・・
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
発表会翌週は、私が休みました。
そして、その翌週は、レッスン時間に爆睡、兄弟で一緒に来ている、上の生徒を先にやったものの、起きませんでした。
さらに、その翌週は、お母さんのお仕事の都合で、送迎が出来ず休みました。
と、こんなかんだで、発表会後、久々のレッスンになった幼児の生徒。
気持ちに波があって、今は、下の方かな?
上の子を先にレッスンをしながら「今日のレッスンをどうするか?」考える事にしました。
ピアノじゃなくても、机でやれる事は、たくさんあります。
◇指番号のトレーニング
◇音の配列の早口言葉
◇ワークブック
◇そして、エア鍵盤(といっても、立体的に作られている)で、今まで弾いた楽曲演奏。
お母さんに、サポートをお願いし、様子を見守りました。
机での学習が「エア鍵盤での楽曲演奏」になった時、生徒のそばに行きました。
実は、今日、この生徒は、お客さまを連れてきていました。
それは「ウサギのぬいぐるみ」。
生徒が、レッスンしたくなっちゃうように、ウサギに協力してもらう事にしました。
「この子は、ひらがなが読めないから、曲の名前を言ってから弾き始めてね、全部弾き終わったら、手を挙げて先生に教えて」
そう伝えて、上の子のレッスンを再開しました。
しばらくして、手が上がりました。
「ねぇ、どの曲が好き?」と私はウサギに問いかけました。
でも、ウサギは、恥ずかしがりやで、私には、一番好きな曲を言ってくれません。
生徒にお願いしました。
「恥ずかしがって、私には話してくれないので、代わりに聞いてくれる?」
聞いてもらった所、好きな曲がわかりました。
「この子(ウサギ)がね(エア鍵盤じゃなく)本当のピアノで聴きたいと言っているけど、どうする?」
「弾く」(待ってました!!この言葉)
うさぎを譜面台に置いて、ピアノを弾きはじめました。
弾き終わった後、またお願いしました。
「恥ずかしがり屋だから、先生が聞いても、答えてくれないと思うので、あなたのピアノの演奏、どうだったか聞いてくれる?」
ウサギに耳を傾けて聞いてくれました。
「本物のピアノで演奏が聴けて嬉しかった」そうです。
もうここからは、別人のように、楽しくレッスンしました。
ウサギのぬいぐるみのおかげです。
「ところで、この子の名前はなんて言うの?」
「ぴあのちゃん」
だそうです。(笑)
大好きなぬいぐるみに、付けた名前が「ぴあの」か・・・
なんか、感激
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