◆生徒さんに合わせて、楽譜のカスタマイズ
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
連弾の楽譜って、基本、Ⅰパートが高音域で、Ⅱパートが低音域で書かれていると思います。
レッスン歴が長かったり、高学年の生徒さんには、普段、レッスンでは出てこないような、五線から、飛び出た、加線を使った音も、経験として、読ませます。
でも・・・
固定ポジションで、普段レッスンしているような、レッスン歴が短い、低学年の生徒さんに、加線が出てくるのって、
ムリがあるっていうか…
かわいそうっていうか…
許容範囲を超えてるかな?って思うのです。
「よし、カスタマイズするか!!」
全く、原曲は変えず、その生徒さんの、読める音域に(例えば、高いドレミファソだったら、真ん中のドレミファソに変えるみたいな感じです)楽譜を作りなおしてから、渡します。
この音域で弾けたら、原曲通りの高い位置で弾かせればいいかと。
弾けてから、原曲の楽譜にして
「今まで、あなたが弾いていた楽譜、高い音域で弾くと、こんな風に楽譜では書くんだよ」
って、伝えようかなって思っています。
クラシックなど、作曲者の思いが、作品に込められているものは、基本、原曲をいじりません。(いじってはいけないと思うのです)
でも、ポピュラーなどで、もうすでに、編曲・アレンジされているものの中で、
「このままで弾かせるのはな・・・」
って時は、上と同じように、音域だけ変える場合もあるし、少し音を抜いたり、リズムを簡単にしたり、keyを変えたりして、その生徒さんに合わせて手を加えました。
ある時、この作業って、
「この洋服、丈が長いから、つめて」
「ここに、飾りをつけて」
って、その人に合わせた、洋裁のように感じました。
といっても、私は、こうしたソーイングとか、得意ではないんですけどね。
楽譜は、一気には作れなかったので、小出しに渡していきました。(今も、1組だけ、未完成)
「ひとまず、1枚目だけで、続きの2枚目は、来週まで作っておくね」
って、まるで〆切りに追われる、作家さんのようです。
写真の楽曲は、計5枚の予定。
ひとまず、3枚まで、渡しています。
4枚目、昨日、作成しました。
後は、実際に音を出して、手直しします。
まだまだ、続くのです、この楽譜作成。
まだ、手を付けていない、はじめて発表会でビューする生徒さんたちの楽譜。
これが、今回の楽譜作成の中で、一番の山かも・・・
年少・年中さんを対象にした、新しい教室のコースプレ・ピアノコース が出来ました。
ぴありな音楽教室では、現在、発表会準備中のため体験レッスン は行っていません。(発表会終了後、秋頃に再開予定です)
ぴありな音楽教室に興味のある方は、お問い合わせくださいね。
お目にかかる日を楽しみにしています。