こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
テキストの曲をレッスンで演奏してくれ生徒さんがいました。
でも、その演奏は、表面的な演奏でした。
何も感じないのです。
きっと、その生徒さんの「私は、こんな風に弾きたい」そうした思いが感じ取れなかっただと思います。
もう、何週も弾いている曲なのに・・・
(どう言ったら、伝わるのだろう?)
『最近、誰かに、プレゼントした事ある?』
「・・・」
『最近じゃなくても、記憶に残っている事でもいいんだけど』
「・・・」
『プレゼントじゃなくても、お土産でもいいんだよ』
「ディズニーランドに行った時、おばあちゃんに、お土産を買った」
『何を買ったの?』
「お菓子」
『なんで、残るものにしなかったの?』
「ストラップとかあげても、付ける所ないから、おせんべいにしたの」
『なんで、クッキーにしなかったの?』
「おばあちゃんは、甘いのが苦手だから」
こんな会話の後、
『先生は、大人になって、誰かから物をいただく時、その物を受取る以上に、その人が、私の事を思って選んだ(作った)時間や思いの方が嬉しいんだよね、その、おばあちゃんのお土産、すぐ選べた?』
「10分位かかった」
『10分もかかったのは、おばあちゃんが喜んでくれるものを考えたんだよね、この曲が、もし人だとして、どんな風に弾いてくれたら嬉しいか思いながら弾いてみて』
そしたら、さらに弾けなくなっていました。
でも最初に弾いた、表面的な演奏がが変わったのです。
弾けなくなったのは「こんな風に弾きたい」という思いが芽生えたから。
「目の前にある、その曲は、あなたがどんな風に弾いてくれたら喜んでくれる?」
この生徒さんには、そんな視点で練習してみる事が合っているように感じます。
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